"I am like soccer." 「私はサッカーが好きです。」はなぜおかしいの?
英語を学び始めた人に多いミスが次のような間違いです。"I am like soccer."(私はサッカーが好きです。)
この間違いをする人は、日本語の「~です。」に当たるのが、「Be動詞」。だから ”am”を使って、「好き」は”like”。よって、”I am like soccer.” どうしていけないの?という論理です。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。英作文をするときには、安易に日本語に引きずられてはいけません。ここで大切なのは、英語のBe動詞は日本語の「~です。」ではないということです。
英語のBe動詞は「イコール(=)」と覚えるようにしましょう。
もう一つ大切なことは、英語の動詞には、be動詞と一般動詞の2種類があり、その2つは決して同時に使われることはありません。
ここでは「好きだ」にあたる一般動詞の"like"を使って、"I like soccer."とするのが正解です。
最後に、一般動詞の定義を示しておきます。
一般動詞とは、動作を表す語(これは、物理的な動きだけではなく、心の動きなども含みます)、日本語では、「動く」「好む」「欲する」など、語尾を伸ばして発音すると「ゥ」で終わる言葉と覚えてもいいと思います。
今回は、基本的な英語の動詞について話をしました。動詞をマスターすれば、英語についての様々な疑問や苦手意識を克服することができるはずです。